KABUTO/[Alexandros] 感想
どうも鈴音です。
[Alexandros]の新曲を買ったのでその感想を。
前から触れたい話題だったのでわくわくしながら書いてます。
今回の新曲、いろいろやばいでしょこれ
それでは行ってみましょう。
《KABUTO》
何がすごいって、こんな曲をタイアップ無しで表題に持ってきちゃう部分だと思う
曲自体は重みがあるサウンドで非常にかっこいい。最近出たシングルだと一番好きです。ガレージロックの匂いをすごく感じるし、大人が好きそうなサウンドをしてる。
ただびっっっくりするくらい流行ガン無視してる
この前に出た「明日、また」なんかはすごくわかりやすい曲構成で、はいここサビでーす!ちゃんとサビ前に空白作りまーす!!っていう一般ウケを狙った代わりに若干ロックらしさが死んでたんだけど
KABUTOはそのわかりやすさ、キャッチーさがほぼない。まずサビがどこだかわからない。
に加えて、歌の部分がめちゃくちゃ少ない
最後の方はほぼインストで終了する。俺の曲と楽器隊を聴けという熱い意思。
まあ一般ウケは絶対しない曲かなあ。
ある一定向けに、自分達のやりたい事をやりましたって曲でした。
挑戦的な姿勢をいつまでも取れるってのはバンドとしての強さをすごく感じるし、面白い。逃げに走らないってのはかっこいいよ。
《ハナウタ》
サビだけ聴くと、ああ普通に爽やかでいい曲じゃんって思うんだけど、この曲なかなかに奇妙だと思う。
って言うのも、ラスサビ前の部分
普通こんな爽やかな曲に絶対使わないような妙なノイズエフェクトがかかってる
最初聴いたとき、全体通してなんか奇妙な曲だったな…と思うくらいには印象に残る。
でも決して悪い方には行ってないんだよね。
ドロスってこのバランスがすごく上手いバンドだと思っていて、え?その音使うの?みたいなやつもしっかりまとまるんだよね。例挙げるとWanna Get Outの曲構成とか。
《Follow Me》
デモをラジオで聴いたときよりテンポ下がった??前もーちょいメロコアっぽい印象だった。
この曲、専門学校のCMソングに使われてるみたいだね。
だからか表題曲よりわかりやすくて邦楽っぽい。
でもドロスってあまり2ビート使わないから珍しいし意外だなーと思ったり。
他2曲に比べてあまり印象がない(ごめん)けど、コーラスとか綺麗だしいい曲です。
《まとめ》
前の雰囲気に戻った印象。キャッチーさが全く無い代わりに、一定のファンに刺さる曲作ったなーって思いました。
ドロスは良くも悪くも媚びを売らないところが魅力だと思ってるし、凄くかっこいいし大好き。
最近新曲のスパン短すぎていろいろ心配です。たまには休んでね…
VIPもあるし、ロッキン出ないとはいえ夏フェスいくつか出るんだから。
それではー。